キューバ共和国

平成28年9月28日

 平成28年9月22日から9月23日まで,安倍昭恵内閣総理大臣夫人は安倍総理と共に,現職の日本の総理夫妻として初めてとなるキューバを公式訪問しました。安倍総理夫人は,児童養護施設等の視察や有機農業に関する意見交換,文化・観光等を通じた日・キューバ二国間関係の強化に向けた懇談等を行いました。訪問の概要は以下のとおりです。

1 グアナボ児童養護施設訪問

グアナボ児童養護施設訪問1
グアナボ児童養護施設訪問12

 安倍総理夫人は,ハバナ郊外の「グアナボ児童養護施設」を訪問し,マリソル・マシアス施設長及び18名の児童らと懇談しました。安倍総理夫人から将来の夢について児童一人一人に質問した他,児童からは日本がなぜ「日の出ずる国」と呼ばれるか等様々な質問がありました。

2 農業専門家との意見交換

農業専門家との意見交換1
農業専門家との意見交換2

 安倍総理夫人は,ハバナにて有機農場「マルタ」を営むフェルナンド・フネス氏の自宅に招かれ,両国の農業事情について幅広く意見交換を行いました。フネス氏からはキューバにおける農業の変遷,有機農場「マルタ」における農業活動等につき説明がありました。また,安倍総理夫人からは,自身が取り組む農業活動,有機栽培について述べ,共通の関心事項である農業を巡る課題と取組について意見交換を行いました。

3 ディアスカネル国家第一評議会第一副議長夫人との懇談

 22日,安倍総理夫人は,ディアスカネル国家評議会第一副議長夫人と懇談しました。本年6月の懇談以来の再会を喜ぶとともに,ディアスカネル議長夫人からは,訪日の際の接遇に感謝の意が表された他,広島訪問が特に印象に残っている旨述べました。また,両国の共通課題である少子高齢化,女性の社会進出と育児・介護との両立等に対する取組,相互理解の促進について意見交換を行いました。


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