ハイチ共和国

令和6年9月26日

 9月23日(現地時間)、野口中南米局長は、第79回国連総会サイドイベント「ECOSOCハイチアドホック諮問グループ首脳会合」に出席しました。本会合は国連経済社会理事会(ECOSOC)ハイチアドホック諮問グループの議長国であるカナダが主催し、トルドー・カナダ首相、コニーユ・ハイチ暫定首相、ルト・ケニア大統領を始めとする、38か国・機関の代表が参加して実施されました。

 本会合では、治安、人権、開発、人道を含む複合的な危機が継続するハイチにおいて、国際社会に求められる人道・開発支援や、自由で公平な選挙が行われるために必要な環境整備の必要性等について議論が行われました。
 日本からは野口中南米局長がステートメントを行い、日本は現下のハイチ情勢が治安及び人道面での西半球における最大の課題の一つであると認識した上で、上川大臣は対ハイチ政策において「女性・平和・安全保障」(WPS)の視点を活かしていくことを決定したこと、またそうした考え方をカリブ共同体指導者等と共有してきたことを紹介し、ハイチ国民主導による中長期的な視点を踏まえたハイチ及び地域の安定化に向けた支援を継続する旨述べました。


ハイチ共和国へ戻る