カリブ共同体(CARICOM:カリコム)

令和6年7月13日

 7月12日(金曜日)、ガイアナにて、第20回日・カリコム事務レベル協議を実施しました。日本側は野口泰外務省中南米局長、カリコム側は議長国ドミニカ国の代理としてスリナム共和国から、リセール・ブランケンダル駐ガイアナ・スリナム共和国大使(H.E Liselle Blankendal, Ambassador, the Republic of Suriname to Guyana)が共同議長を務め、カリコム側から加盟各国の外務次官等、及びカリコム事務局代表が参加しました。

  1. 対面形式では7年ぶりとなった本会合では、第1回日・カリコム首脳会合(2014年7月)で安倍総理(当時)が表明した「日本の対カリコム政策の3本の柱」(第一の柱:小島嶼国特有の脆弱性克服を含む持続的発展に向けた協力、第二の柱:交流と友好の絆の拡大と深化、第三の柱:国際社会の諸課題の解決に向けた協力)に関する日・カリコム関係のレビューを行い、カリコム諸国からは、ハイチ情勢への対応を含む日本のこれまでの協力を評価する旨の発言がありました。
  2. また、岸田総理大臣が5月に発表した対中南米政策や上川外務大臣が2月に発表した中南米外交イニシアティブ及びカリコム諸国の抱える課題を踏まえた新たな協力についても議論が行われました。
  3. 加えて、本年が「日・カリブ交流年」であることを踏まえ、日・カリコム間の関係をより一層強化していくこと及び今年東京にて開催予定の日・カリコム外相会合に向けて、引き続き連携していくことで一致しました。

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