人の交流
Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム(カリコム若手外交官・行政官)被招へい者による滝沢外務大臣政務官表敬
平成28年12月5日



12月5日(月曜日),15時40分から約20分間,滝沢求外務大臣政務官は,「Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム カリコム若手外交官・行政官」により12月4日(日曜日)から12日(月曜日)までの日程で訪日中のカリブ共同体(カリコム)若手外交官・行政官14名(注)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 滝沢政務官から,法の支配,民主主義といった基本的価値を共有し,国際社会における日本の重要なパートナーであるカリコム諸国からの若手外交官・行政官14名の訪日に歓迎の意を表しつつ,安倍総理大臣が3年連続してカリブ諸国を訪問するなど日本はカリブ地域を重視しており,将来の日・カリコム関係を担う若い世代との交流を大切にしながら,日・カリコム関係を一層緊密に協力していきたい旨述べました。
- また,滝沢政務官から,日本とカリコム諸国はハリケーン等の自然災害の影響を受けやすい等の共通の課題に直面しており,今回の滞在を通じて日本がカリコムとの間で行っている防災,気候変動対策,省エネルギー等の分野での協力に対する理解を深めてほしい旨述べました。
- さらに,滝沢政務官から,滞在中に訪問予定の京都では気候変動問題への取組や日本の歴史・文化を,広島においては平和の尊さと核兵器の恐ろしさを感じていただきたい旨述べました。そして,将来の日本・カリコム関係を担う若い世代の外交官が今回の訪日を通じて日本に対する理解を深め,今後二国間及び日・カリコム関係において,日本との架け橋となることを期待している旨述べました。
- これに対し,カリコム若手外交官・行政官から,本プログラムにより,日本の外交政策,技術,歴史,伝統文化等を学ぶ機会を得たことに謝意が表明されるとともに,この訪日で学んだことを糧にし,今後,日本との架け橋になり,日本とカリコム諸国間における友好関係をさらに強化していきたい旨の発言がありました。