ベリーズ

令和7年8月4日
ブリセーニョ首相と握手する石破総理大臣 日・ベリーズ首脳会談 (写真提供:内閣広報室)
日・ベリーズ首脳会談の様子 日・ベリーズ首脳会談 (写真提供:内閣広報室)
共同記者発表の様子 共同記者発表 (写真提供:内閣広報室)

 8月4日、午後0時45分から約35分間、石破茂内閣総理大臣は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のナショナル・デー行事に参加するため訪日中の、ジョン・アントニオ・ブリセーニョ・ベリーズ首相(Hon. Mr. John Antonio BRICEÑO, Prime Minister of Belize)と会談しました。会談後、両首脳は共同記者発表を行い、その後、引き続いて午後1時35分から約55分間、ワーキング・ランチを行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 冒頭

  1. 石破総理大臣は、「日・中米交流年」という記念すべき年におけるブリセーニョ首相の訪日を歓迎するとともに、大阪・関西万博が、ベリーズの魅力を日本や世界に発信する機会となることを期待する旨述べました。また、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化していくために価値や原則を共有するベリーズとの連携を一層強化したい旨述べました。
  2. これに対し、ブリセーニョ首相は、日本側の温かい歓迎に謝意を述べつつ、今回の会談を機に二国間関係を一層発展させていきたい旨述べました。

2 二国間関係

  1. 石破総理大臣は、海外協力隊(JOCV)経験者と家族ぐるみのつきあいをし、親日派であり、知日派でもあるブリセーニョ首相の下で、両国関係が強化されていることを嬉しく思う旨述べました。
  2. ブリセーニョ首相は、長年のJOCV派遣を始めとする日本の開発協力に対して謝意を表明しました。
  3. 両首脳は、経済協力、人物交流等、様々な分野で二国間関係を発展させていくことで一致しました。

3 地域・国際情勢

 両首脳は、インド太平洋情勢を始めとする国際情勢や気候変動等、国際社会における共通の課題に関する協力について意見交換を行い、国際社会を分断と対立ではなく、対話と協調に導くため連携していくことを確認しました。


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