ベリーズ
英利アルフィヤ外務大臣政務官のベリーズ訪問(結果)
5月26日から27日(現地時間、以下同じ)にかけて、英利アルフィヤ外務大臣政務官は、ベリーズ訪問したところ、概要は以下のとおりです。
1 ブリセーニョ首相表敬

27日、英利政務官は、ジョン・アントニオ・ブリセーニョ・ベリーズ首相兼財務・投資・経済改革・民間航空・Eガバナンス大臣(HON.JOHN ANTONIO BRICEÑO, PRIME MINISTER OF BELIZE, & MINISTER OF FINANCE, INVESTMENT, ECONOMIC TRANSFORMATION, CIVIL AVIATION AND E-GOVERNANCE)を表敬しました。 冒頭、英利政務官から、本年は、昨年の日・カリブ交流年に続く日・中米交流年という節目の年であり、ベリーズとは引き続き関係強化のモメンタムを維持したい旨述べました。
英利政務官から、日本は、沿岸低地国であるベリーズ特有の脆弱性克服と持続的発展に向け、協力を継続していく旨述べました。
英利政務官とブリセーニョ首相は、幅広い分野での二国間協力(JICA協力隊(JOCV)隊員を含む)の推進に加え、価値や原則を共有する両国で、国際秩序の維持・強化のための連携を強化していくとともに、東アジアを含む地域情勢及び国際社会における課題について協力していくことを確認しました。また、北朝鮮の拉致問題についても、ブリセーニョ首相から日本の立場に支持が表明されました。
2 フォンセカ外相表敬

同27日、英利政務官は、フランシス・ウィリアム・フォンセカ外務・貿易・文化・出入国管理大臣(HON. FRANCIS WILLIAM FONSECA, MINISTER OF FOREIGN AFFAIRS, FOREIGN TRADE, CULTURE, AND IMMIGRATION OF BELIZE)を表敬しました。
英利政務官から、経済協力、人材交流等、あらゆる取組を通じて、二国間関係を深化させていきたい旨述べました。
英利政務官とフォンセカ外相は、幅広い分野での二国間協力の推進に加え、価値及び原則を共有する両国で、国際秩序の維持・強化のための連携を強化していくとともに、東アジアを含む地域情勢及び国際社会における課題について協力していくことを確認しました。また、北朝鮮の拉致問題についても、フォンセカ外相から日本の立場に支持が表明されました。
3 スイング橋視察


26日、英利政務官は、日本が架け替え調査を進めるスイング橋を視察し、同橋が観光用船の他、島嶼部への物資や人を運ぶ船舶が通行する水運上、市内交通上も重要なルートになっている旨説明を受けました。
4 現地在留邦人との意見交換

26日、英利政務官は、現地で活動するJICA協力隊(JOCV)隊員及び元JOCV隊員との間で、ベリーズの開発ニーズや、日本の支援の取組などについて意見交換を行いました。