主な要人の来日日程

フェルナンデス・ドミニカ共和国大統領の来日
(概要と成果)

平成18年7月5日

 フェルナンデス・ドミニカ共和国大統領夫妻は、7月1日(土曜日)から4日(火曜日)まで、実務訪問賓客として来日したところ、概要と成果は以下の通り。

1.概要

(1)天皇皇后両陛下との御会見、小泉総理大臣との会談が行われた他、河野衆議院議長、日・ドミニカ共和国友好議員連盟(会長:大野功統衆議院議員)等関係国会議員との懇談会食、緒方JICA理事長、篠沢JBIC総裁、渡辺JETRO理事長、宮原経団連副会長との意見交換も実施された。また、フェルナンデス大統領は、ドミニカ共和国投資セミナーにも出席した。

(2)首脳会談(3日午後)

 フェルナンデス大統領より、我が国の経済協力への謝意表明があり、小泉総理より、生活インフラ整備、人材育成分野の支援を行いたい旨発言。
 移住問題については、小泉総理が、7月29日の移住50周年記念式典を、二国間関係の発展に資するものとすべくその対応につき検討していると述べた上で、式典に総理特使を派遣する意向を表明した。
 安保理改革につき、小泉総理より、日本の立場への支持に謝意を表明し、フェルナンデス大統領は、今後も日本を支持する旨強調した。

2.成果

(1)両国関係の一層の強化

 我が国とドミニカ共和国との関係は伝統的に良好であるが、今次訪日を通じ、二国間の友好協力関係が一層強化された。フェルナンデス大統領より、我が国の経済協力への評価、謝意が表明された。
 また、同大統領より、移住50周年記念式典への協力姿勢が示された。

(2)貿易・投資促進に向けてのアピール

 JICA、JBIC、JETROとの懇談、投資セミナー(100名以上参加)、企業との懇談等を通じ、大統領より、ドミニカ共和国の貿易促進・投資誘致への強い関心が示され、高い経済成長率を実現している同国の現状を知らしめる好機となった。

(3)国際場裡における協力

 ドミニカ共和国は、日本の安保理常任理事国入りを引き続き公に支持することが確認された。

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