カザフスタン共和国のWTO加盟交渉における日本国とカザフスタン共和国の二国間交渉に関する共同対外発表
平成17年6月14日
- 日本国とカザフスタン共和国は、この二年間の精力的な交渉の結果、カザフスタン共和国のWTO加盟に関し、物品及びサービスの両市場アクセス分野において二国間交渉を終了させることに実質的に合意した。本日の東京での会談の中で、小泉総理大臣とアフメトフ・カザフスタン首相はこの成果を確認するとともに、歓迎した。両首脳は、また、日本国とカザフスタンの二国間交渉の結果についての文書を完成させるよう双方の専門家に指示した。この会談は、愛地球博・カザフスタン・ナショナルデー出席のためのアフメトフ首相の日本公式訪問に際して実施されたものである。
- 両首脳は、多くの他の加盟国に先がけての日本国の合意が、カザフスタン共和国の多角的貿易体制への参画及びその世界経済への成功裡の統合の促進にとって重要な、同国のWTO早期加盟を促すとの強い確信を表明した。カザフスタンのWTO加盟に対する日本国の支持は、両国の政治経済関係のより一層の強化及び中央アジア諸国との対話の深化に向けた日本国のコミットメントを示すものである。