総理大臣

G20ロスカボス・サミットにおける野田総理と各国首脳との立ち話

平成24年6月18日

 6月18日,メキシコ・ロスカボスにて開催中のG20サミットに出席した野田総理と各国首脳との間で行われた立ち話の概要は以下のとおりです。

1.オバマ米大統領

 野田総理より,4月の総理訪米,及びG8首脳会合におけるオバマ大統領の温かいもてなしへの感謝を述べました。また,TPPについて,メキシコの交渉参加についての発表も踏まえ,現在行っている二国間協議の現状を確認するとともに,前回会談で一致したとおり,同協議を前進させるようお互い努力することを確認しました。

2.ファン=ロンパイ欧州理事会議長

 野田総理から,日EU・EPAの前進に向けた努力を期待しており,引き続き日EU間で協力していきたい旨述べました。ファン=ロンパイ議長よりも,EU圏内での調整に努力していきたい旨の発言がありました。

3.ルセーフ・ブラジル大統領

 野田総理より,自分はリオ+20に参加できないが,玄葉外務大臣が代理として参加するのでよろしくお願いしたい旨述べました。これに対して,ルセーフ大統領からは,玄葉外務大臣が参加されることで理解した,リオ+20の成功に向けて協力していきたい旨述べました。

4.ギラード豪首相

 両首脳は,日豪EPAにつき,早期の交渉妥結へ向けて交渉を前進させることで一致しました。また,TPP交渉の現状に関して意見交換を行いました。

5.ハーパー加首相

 TPP交渉参加に向けた協議に関する現状について情報・意見交換を行い,今後も緊密に連絡を取り合っていくことで一致しました。また,日加EPAや日加ACSA(物品役務相互提供協定)等でも二国間の協力を進めていくことで一致しました。

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