(写真提供:内閣広報室)
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本19日(木曜日)午後5時30分より約30分間,野田佳彦内閣総理大臣は,実務訪問賓客として来日中のモーガン・チャンギライ・ジンバブエ共和国首相(The Right Honourable Morgan Tsvangirai, Prime Minister of the Republic of Zimbabwe)と総理官邸において会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 野田総理より,東日本大震災に際してのお見舞いに改めて謝意を表するとともに,ジンバブエの政治・情勢の一定の進展を踏まえ,今回のチャンギライ首相の来日を契機に,日本とジンバブエの二国間関係を改めて前進させたい旨述べました。また,野田総理より,特に経済面からも二国間関係を活性化すべく,その第一歩として貿易投資促進のための官民合同ミッションを本年8月ジンバブエへ派遣する旨述べ,協力を要請しました。これに対し,チャンギライ首相より,二国間関係の活性化への賛同が示されるとともに,日本企業のジンバブエへの投資促進への期待が表明され,両首脳は,特に経済分野において協力関係を強化することで一致しました。また,野田総理より,ジンバブエの民主化の進展を後押しすべく,経済協力の本格的再開に向けた準備を開始する旨述べました。
- さらに,両首脳は第5回アフリカ開発会議(TICAD Ⅴ)の成功に向け引き続き協力することで一致するとともに,ジンバブエの民主化プロセスや国際場裡における協力等について意見交換を行いました。