本30日(水曜日)午前9時25分から9時45分まで,ジルマ・ヴァナ・ルセーフ・ブラジル大統領(Ms. Dilma Vana Rousseff, President, Federative Republic of Brazil)からの発意により,野田佳彦内閣総理大臣が同大統領と電話会談を行ったところ,概要以下のとおりです。
- ルセーフ大統領からは,6月20日(水曜日)から22日(金曜日)までリオデジャネイロで開催が予定されているリオ+20会議(国連持続可能な開発会議)への野田総理の出席に言及があり,野田総理から,重要な会議であり,我が国としても,議長国のブラジルと緊密に連携し,成功に向け貢献したい,出席者については検討中であり,総合的に判断してできるだけ早く決定したい旨述べました。
- また,両首脳は,国連安保理改革の早期実現や世界経済への対応で協力していくことで一致しました。さらに、野田総理から,北朝鮮人権状況決議へのブラジルの支持への謝意,拉致問題を含む北朝鮮の人権状況への強い懸念を伝え,北朝鮮による更なる挑発行為を防ぐためにも協力していきたい旨述べたところ,ルセーフ大統領から,引き続きよく協力したいとの発言がありました。