総理大臣

日米電話首脳会談

平成23年12月20日

 本20日(火曜日)午前10時30分頃から約10分間、野田佳彦内閣総理大臣は、バラック・オバマ米国大統領(Barack Obama, President of the United States of America)との間で電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです(当方:齋藤官房副長官、長浜官房副長官、長島総理補佐官他同席)。

  1. オバマ大統領から、金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長の死去を受け日米間で連携することが重要である、米国は日本を含む同盟国の安全保障に高い優先順位を置いており、現下の不確実な状況において韓国など他の同盟国とも連携していきたい、先ほどクリントン米国務長官と玄葉外務大臣が時宜を得た外相会談を行うことができたとの報告を受けており、今後も日米両国のあらゆるレベルで連携していきたい旨述べました。

  2. 野田総理から、金正日国防委員長の死去が判明したことを受け、これが朝鮮半島情勢に悪影響を与えないよう、日米及び日米韓で緊密に連携して不測の事態に対して万全の体制を確保したい、拉致問題に関してはこのような新しい事態の下、引き続き米国の理解と協力をお願いしたい、米側からは米朝対話の度に北朝鮮が行動をとるよう働きかけていただいており感謝する旨述べました。

  3. これを受け、オバマ大統領から、拉致問題などの課題についても緊密に連携していきたく、米国の政策は一貫している旨述べました。
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