(写真提供: 内閣広報室)
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本25日(火曜日)午後2時10分より約30分間,野田佳彦総理大臣は,来日中のレオン・E・パネッタ米国防長官(The Honorable Leon E. Panetta, Secretary of Defense of the United States of America)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 野田総理から,パネッタ長官の来日を歓迎しつつ,東日本大震災への米国からの支援に対して謝意を伝えた上で,先月ニューヨークにおいてオバマ大統領と,今後,安保,経済,文化・人的交流の三本柱で日米同盟を更に深化・発展させていくことで一致した,自分は同盟の中核は安全保障であると考えており,更なる同盟の強化のため貴長官とも協力していきたいと述べました。
- パネッタ長官から,日本を含む今般のアジア訪問における一つの重要なメッセージは,米国は,アジア太平洋国家としてのプレゼンスを維持していくということであり,日本と協力して地域の様々な安全保障上の課題に対応していきたい旨述べました。
- 野田総理とパネッタ長官は,アジア太平洋地域の安全保障環境が不確実性を増しているとの共通認識の下,地域における日米同盟の役割が一層重要であることを確認し,日米の安保・防衛協力を幅広い分野で一層進めていくことで一致しました。さらに双方は,普天間飛行場の移設を含む米軍再編について,日米合意に基づいて,可能な限り早く進めていくことで一致しました。