本19日(土曜日)18時から約55分間,菅直人総理大臣は,ルース駐日米国大使の表敬を受けました。
- ルース大使から,深甚なるお見舞いと弔意の表明があり,また,今後も同盟国として引き続き最大限の支援をしていく旨改めて伝達がありました。
- これに対し,菅総理からは,地震発生後,オバマ大統領から2度にわたり電話を頂き,また在米日本大使館で記帳いただいたことに謝意を表明しました。また,菅総理からは,探索救助活動に尽力し本日帰国する米国レスキュー・チームの派遣,空母の派遣や物資の提供といった在日米軍による協力,原子力関係の各種専門家の派遣といった米側の協力に対する謝意を伝えました。
- また、原発の事故に関し,菅総理から,直接,現在の状況を詳細に説明したのに対し,ルース大使は真剣に耳を傾けて聞いていました。菅総理から,国際社会に対し,引き続き情報を隠すことなく共有していく旨述べ,双方は,引き続き緊張感を共有して,共に全力で対処していくことで一致しました。
- 最後に,ルース大使から,現在,日米間で緊密な意思疎通が行われているが,引き続き更に行っていきたい,原発に対する対応がうまく行くことを願っている旨述べました。