本17日(木曜日)午前10時22分から約30分間,菅直人総理大臣は,バラック・オバマ米国大統領(The Honorable Barack Obama, President of the United States of America)と電話会談を行いましたところ,やりとり概要以下のとおりです。
- オバマ大統領より,深甚なるお見舞いの表明及び菅総理大臣のリーダーシップに対する深い信頼の表明がありました。その上で,既に在日米軍による支援やレスキュー・チームの活動といった当面の対応のみならず,更なる原子力の専門家の派遣や,中長期的な復興も含めて,あらゆる支援を行う用意がある旨改めて伝達がありました。
- これに対し,菅総理からは,米国の支援に対する謝意を表明するとともに,原発の事故に対し,警察・自衛隊を含め,全組織を動員して,全力で対応している旨説明しました。更に,菅総理から,米国より申し出のあった支援について今後米側とよく協議していきたく、また米国派遣の原子力専門家と日本側の専門家の間で引き続き緊密に連携していく旨応答しました。