本16日(水曜日)午後10時16分から約8分間,菅直人総理大臣は,先方の発意により,潘基文国連事務総長と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,潘基文事務総長から,以下のとおり発言がありました。
(1)今回の地震・津波の被害について,改めてお見舞い申し上げる。
(2)菅総理の指導の下,日本国民が困難を乗り越える努力をしていることに感銘。
(3)地震・津波に加え,福島原発の事故についても,国連としていかなる支援も惜しまない。国連は日本国民とともにある。
- これに対し,菅総理から,以下のとおり述べました。
(1)貴事務総長からの暖かいお見舞いの言葉に感謝。政府と国民が一丸となって,この困難を乗り越えていく。
(2)国連災害評価調整(UNDAC)チームの派遣,及びUNHCR,WHO,ユニセフ等の国連諸機関からの支援の申入れに感謝。
(3)原発の事故については,日本として,国際社会に対し必要な情報提供を行っていく。