安倍総理大臣

日豪首脳電話会談について

平成18年12月12日

 12月12日(火曜日)午後3時から約20分余り、安倍総理は、ハワード豪首相と電話会談を行ったところ、概要次のとおり。セブ島での東アジア首脳会談が延期となったことから、両首脳間で電話会談が開催されることになったものである。

  1. 両首脳は、来年から日豪EPA(経済連携協定)交渉を開始することに合意した。また、両首脳は、日豪間のEPAは、両国間の戦略的関係の一層の強化に資するとの認識で一致。安倍総理からは、交渉にあたっては、センシティビティーに十分配慮し、特に日本にとっての農業等の重要性を認識しながら、相互利益の実現を目指す考えである旨述べた。
  2. 北朝鮮問題について、両首脳は、六者会合が再開される運びとなったことを歓迎し、北朝鮮の核放棄に向け、実質的な議論が行われることを求めることで一致した。両首脳は、引き続き日豪間で連携していくことを確認した。
  3. 安倍総理は、ハワード首相の明年前半の適当なタイミングでの訪日の意向を歓迎した。
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