安倍総理大臣

平成25年6月3日
日・モーリシャス首脳会談 (写真提供:内閣広報室)
 本3日午前10時10分から約15分間、横浜において、安倍晋三内閣総理大臣は、ナヴィンチャンドラ・ラング-ラム・モーリシャス共和国首相(H.E. Dr. Navinchandra Ramgoolam、 Prime Minister of the Republic of Mauritius)との間で日・モーリシャス首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。なお、ラング-ラム首相は6月1日から本3日まで開催された第5回アフリカ開発会議(TICADV)に参加するため来日中です。
  1.  冒頭、安倍総理から、ラング-ラム首相の3回目の遠路訪日とTICADVへの初参加を歓迎するとともに、20周年となるTICADを機に、日・アフリカ双方の発展を目指したい旨発言しました。これに対してラング-ラム首相から、TICADVに首相として初めて参加できたことは喜ばしいとした上で、安倍総理とは複数回の首相職経験等の共通点がある旨述べました。
     
  2.  続けて、ラングーラム首相から、「アベノミクス」を評価するとした上で、モーリシャスも3%以上の成長が見込まれていること、また1968年以来続く長い二国間関係の歴史を有する両国は、人権、法の支配、民主主義を共有し良好な関係にあることを述べました。また、モーリシャスの海洋資源の開発計画について説明するとともに、安倍総理のモーリシャス訪問への期待が示されました。更に、安倍総理が開会演説で発表した留学生等1000人受入の取組(「安倍イニシアティブ」)を評価する旨述べました。
     
  3.  安倍総理から、モーリシャスへの招待に感謝する、モーリシャスが安定した民主主義に基づき経済発展していることに敬意を示すとともに、我が国は、環境・気候変動対策や防災を重点にモーリシャスに対する支援を継続する旨述べ、その観点から、新たに決定した気象レーダー等の機材整備に関する無償資金協力や技術協力を実施することを決定した旨述べました。これに対してラングーラム首相より、日本の支援への感謝が示されました。
     
  4.  この他、アフリカの開発を含む国際場裡における協力等に関し、意見交換を行いました。

安倍総理大臣へ戻る