安倍総理大臣
日・ザンビア首脳会談
平成25年6月3日

本3日午前10時35分から約15分間、横浜において、安倍晋三内閣総理大臣は、マイケル・チルフヤ・サタ・ザンビア共和国大統領(H.E. Mr. Michael Chilufya SATA, President of the Republic of Zambia)との間で日・ザンビア首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。なお、サタ大統領は6月1日から本3日まで開催された第5回アフリカ開発会議(TICADV)に参加するため来日中です。
- 冒頭、安倍総理から、サタ大統領の訪日を歓迎するとともに、TICADプロセス20周年となるTICADVを機に、日・アフリカ双方の発展を目指したい旨発言しました。これに対してサタ大統領から、訪日の招待やTICADVの運営に対する謝意が述べられました。また、サタ大統領から、アフリカは引き続き経済的に困難な中にあり、雇用促進が課題である、日本からの先進的な技術協力や投資に感謝している旨述べるとともに、次回TICADをアフリカで開催してほしい旨の提案がありました。
- 安倍総理から、日本企業がザンビアに高い関心を有していることを伝えるとともに、同国の投資環境整備のため協力していきたい旨述べました。続いて、安倍総理から、新たに病院施設やワクチン保冷庫の整備に関する2件の無償資金協力の実施を決定した旨伝達しました。また、次回のTICADのあり方については、アフリカ各国ともよく相談していきたい旨述べました。サタ大統領からは、アフリカにおける日本のプレゼンスの更なる向上に対する期待が示されました。
- この他、アフリカの開発を含む国際場裡における協力等に関し、意見交換を行いました。