安倍総理大臣

平成25年3月26日
ソロ・コートジボワール国民議会議長による安倍総理大臣表敬 (1) (写真提供:内閣広報室)
ソロ・コートジボワール国民議会議長による安倍総理大臣表敬 (2) (写真提供:内閣広報室)

 本26日午後4時10分頃から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,伊吹文明衆議院議長の招待により来日しているキバフォリ・ギヨーム・ソロ・コートジボワール国民議会議長(SEM. Kigbafori Guillaume SORO, President de l’Assemblee Nationale, Repubilque de Cote d’Ivoire) の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1.  冒頭,安倍総理は,ソロ議長の来日を歓迎するとともに,コートジボワールが民主的な選挙に基づき,平和への回帰と国民和解に尽力していることに敬意を表しました。また,日本とコートジボワールとの良好な関係を一層強化したいとした上で,日本企業がコートジボワールへの投資に関心を有しており,投資環境整備を御願いしたい旨述べました。
  2.  これに対し,ソロ議長から,ウワタラ大統領発安倍総理宛のコートジボワールへの公式訪問を招請する書簡が手交され,日本がコートジボワールにおける2010年の大統領選挙実施のために多大な支援を行ったことに対する謝意が表明されました。また,ソロ議長は,同国が治安の問題を克服しつつあり,高い経済成長を実現し,国民和解・民主化に努力していることを説明するとともに,東日本大震災の被害から復興しつつある日本をモデルにしたいとし,日本からの支援への期待を示しました。
  3.  安倍総理から,ウワタラ大統領とは今年6月に開催される第5回アフリカ開発会議(TICAD V)でお会いしたいとし,本日アルジェリアでのテロ事件の追悼式典が行われたが,我々としては断固としてテロを非難するとともに,サヘル地域の安定のためにコートジボワールと協力していきたい旨述べました。
  4.  これに対し,ソロ議長は,サヘル地域でのテロの根絶のためには,コートジボワールは要であり,コートジボワールの安定と民主化の進展を支援して頂きたい旨述べました。

安倍総理大臣へ戻る