安倍総理大臣
安倍総理とサックス・コロンビア大学教授との会談
平成25年6月3日
本3日午後4時から約15分間、横浜において、安倍晋三内閣総理大臣は、ジェフリー・サックス・コロンビア大学教授(Dr. Jeffrey David Sachs, Professor of Columbia University)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。なお、サックス教授は6月1日から本3日まで開催された第5回アフリカ開発会議(TICADV)に参加するため来日中です。
1. 冒頭、安倍総理から、サックス教授の訪日を歓迎するとともに、TICADVの議論を通じ、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成とポスト2015年開発目標(ポストMDGs)の設定に貢献したい旨発言しました。これに対してサックス教授から、招待に感謝する、日本企業の活動はアフリカの開発にとって重要である、日本はアフリカのニーズをよく理解しており、自分(サックス教授)としても支援していきたい、ポストMDGsに関する日本の取組についても期待しており、特に環境分野における貢献は重要である旨述べました。また、サックス教授から、日本の成長はアフリカにとっても重要である旨述べた上で、「アベノミクス」に対する支持が表明されました。この他、サックス教授が推進するミレニアム・ビレッジ・プロジェクトについて、日本の協力姿勢に感謝する旨の発言がありました。
2. 安倍総理から、TICADVを通じて、MDGsに向けたアフリカ自身の主体的取組を示すとともに、アフリカを支援する国際社会の取組を結集したい旨述べました。また、ポストMDGsについては、人間の安全保障に基づき、万人が基礎的医療サービスを受けられることを確保し(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)、地球の限界にも配慮し防災などの持続可能性も統合した枠組みとすべきであり、TICADVの成果を今後の国連での策定プロセスにもつなげたいと述べ、サックス教授の科学的見地に基づいたインプットを期待する旨発言しました。これに対してサックス教授からユニバーサル・ヘルス・カレッジを支持する旨の発言がありました。
(参考)ミレニアム・ビレッジ・プロジェクト
MDGsの達成を目指した開発モデルを提示するため、アフリカの貧しい農村において分野横断的な村落開発プロジェクトを実施するもの。
1. 冒頭、安倍総理から、サックス教授の訪日を歓迎するとともに、TICADVの議論を通じ、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成とポスト2015年開発目標(ポストMDGs)の設定に貢献したい旨発言しました。これに対してサックス教授から、招待に感謝する、日本企業の活動はアフリカの開発にとって重要である、日本はアフリカのニーズをよく理解しており、自分(サックス教授)としても支援していきたい、ポストMDGsに関する日本の取組についても期待しており、特に環境分野における貢献は重要である旨述べました。また、サックス教授から、日本の成長はアフリカにとっても重要である旨述べた上で、「アベノミクス」に対する支持が表明されました。この他、サックス教授が推進するミレニアム・ビレッジ・プロジェクトについて、日本の協力姿勢に感謝する旨の発言がありました。
2. 安倍総理から、TICADVを通じて、MDGsに向けたアフリカ自身の主体的取組を示すとともに、アフリカを支援する国際社会の取組を結集したい旨述べました。また、ポストMDGsについては、人間の安全保障に基づき、万人が基礎的医療サービスを受けられることを確保し(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)、地球の限界にも配慮し防災などの持続可能性も統合した枠組みとすべきであり、TICADVの成果を今後の国連での策定プロセスにもつなげたいと述べ、サックス教授の科学的見地に基づいたインプットを期待する旨発言しました。これに対してサックス教授からユニバーサル・ヘルス・カレッジを支持する旨の発言がありました。
(参考)ミレニアム・ビレッジ・プロジェクト
MDGsの達成を目指した開発モデルを提示するため、アフリカの貧しい農村において分野横断的な村落開発プロジェクトを実施するもの。