安倍総理大臣
安倍総理大臣とアッシュ第68回国連総会議長との会談
平成25年9月26日

本26日(木曜日)午後2時55分から約10分間,安倍晋三総理大臣は,アッシュ第68回国連総会議長と会談したところ,概要は以下のとおりです。なお,本会談は安倍総理の一般討論演説終了後に行われましたが,総理の演説終了後には,パプア・ニューギニアなどの数カ国の代表団が総理に歩み寄り,口々に素晴らしい演説であったとの評価を表明しました。
1 冒頭,アッシュ議長より,先ほどの演説に感銘を受けた,これは日本国内の取組を世界に広げようとする素晴らしいイニシアティブであるとの発言がありました。
2 安倍総理より,昨日の総理夫妻主催レセプションへのアッシュ議長の出席に謝意を表明するとともに,より深い意見交換を行うため,アッシュ議長を日本に招待するので,早期の訪日を検討いただきたい旨述べました。これに対し,アッシュ議長より,招待に感謝するとの発言がありました。
3 安倍総理より,国連創設70周年である2015年は安保理改革の実現に向けてモメンタムを高める絶好の機会であり,アッシュ議長が改革の進展に向け,指導力を発揮することを期待する旨述べたところ,アッシュ議長より,2015年に向けて改革のプロセスを進めなければならず,そのために自分としてもできる限りの努力をしたい旨の発言がありました。
4 安倍総理より,ポスト2015年開発目標については,人間の安全保障に基づき,保健分野や防災等の課題に対処しうる枠組みとすべきであり,また,女性を巡る課題については,国際的取組を強化すべく,具体的な施策を実施していく旨述べたところ,アッシュ議長より,先ほどの演説で総理が述べられた女性を巡る課題についての具体的コミットメント,特にUN Womenへの更なる貢献を高く評価し,感謝しているとの発言がありました。