安倍総理大臣

平成25年9月20日
(写真提供:内閣広報室)
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 本20日午後11時から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,山崎正昭参議院議長の招待により来日しているターヘル・マスリー・ヨルダン上院議長(H.E. Mr. Taher Masri, Speaker of the Hashemite Kingdom of Jordan)一行の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 安倍総理は,伝統的に友好関係にあり,安定的に発展してきた日本とヨルダンの関係がマスリー議長の来日により更に深まるとして,同議長の来日を歓迎しました。また,ヨルダンが中東地域の安定のために重要な役割を果たしていることを評価し,ヨルダンの努力を積極的に支援していく旨述べました。

2 マスリー議長から,日本とヨルダンの緊密な関係を誇りに思う,また日本からのさまざまな支援に対し感謝する旨述べました。さらに,中東和平,シリア情勢等中東地域の情勢についての見解を述べた上で,日本に対し,ヨルダンを取りまく非常に厳しい状況を理解し,引き続き支援をお願いしたい旨述べました。

3 最後に安倍総理から,中東和平やシリア情勢に対する日本の取り組みについて説明し,特に「平和と繁栄の回廊」構想が動き出していること,多数のシリア難民を受け入れているヨルダンに対して,本年表明した1.2億ドルの円借款の供与を含め,引き続き支援していく旨述べました。


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