安倍総理大臣

平成25年6月17日
(写真提供:内閣広報室)
 6月17日(月曜日)午後7時55分(現地時間)から約25分間,安倍晋三内閣総理大臣は,G8サミットに出席するため訪問中の英国ロック・アーンにおいて,エンリコ・レッタ・イタリア共和国首相(Hon. Enrico LETTA, President of the Council of Ministers of the Republic of Italy)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
イタリアでは2月に上下両院選挙が行われ,4月に民主党のレッタ首相を首班とし,中道左派・右派双方が参加する「大連立」政権が発足したところであり,今回は両首脳間の初会談です。

1.安倍総理から,レッタ首相の就任と政権の発足に改めて祝意を表したところ,レッタ首相から,イタリアは,経済再建を課題としており,経済再生の取り組みとして安倍総理の経済政策に強い関心を有している旨述べました。これに対し,安倍総理から日本の経済政策について説明が行われました。

2.レッタ首相から,少子高齢化は日伊共通の課題であるが,アクティブな高齢者層をいかに拡大するかが課題である旨述べ,安倍総理もこれに同意しました。

3.レッタ首相から,安倍政権の経済政策は,イタリア経済にとって良い手本となるため,是非訪伊し,経済政策についての講演会を行ってほしい旨述べたのに対し,安倍総理は,お招きに感謝する旨述べました。

4.最後に,安倍総理から,日本の農産品に対する輸入規制の緩和・撤廃について理解と協力を求めました。


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