安倍総理大臣

平成25年6月4日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
本4日午後6時30分から,安倍晋三内閣総理大臣は実務訪問賓客として訪日中のジェイコブ・ゲドレイーシュレキサ・ズマ・南アフリカ共和国大統領(H.E. Mr. Jacob Gedleyihlekisa ZUMA, President of the Republic of South Africa)と総理官邸において会談及び夕食会を行ったところ,概要は以下のとおりです。(コミュニケ(和文)(PDF)(英文)(PDF)

1. 安倍総理から,ズマ大統領の実務訪問賓客としての初めての訪日を歓迎するとともに,6月1日から3日にかけて開催された第5回アフリカ開発会議(TICADV)の成功への協力につき謝意を述べました。これに対し,ズマ大統領より,TICADVの成功に祝意が述べられるとともに,20年にわたる日本のアフリカ開発の取組を評価する旨述べました。

2. 安倍総理から,東日本大震災の際にアフリカ大陸から唯一のレスキューチーム「レスキュー・サウスアフリカ」を派遣いただいたことへの感謝を伝えました。また,自宅療養中のマンデラ元大統領の早期回復を祈念する旨述べました。両首脳は,ズマ大統領の訪日を機に,貿易・投資関係を含め日・南ア間の「戦略的協力関係」を一層強化することで一致しました。安倍総理から,鉄道,エネルギー等の大規模インフラ建設への日本企業の参加は,雇用創出や産業育成にも貢献する旨紹介したのに対し,ズマ大統領からは日本企業による投資の拡大への期待が表明されました。また,安倍総理から,日本としても南アとの原子力協定締結交渉を重視している旨述べました。また,両首脳は,国際場裏における協力や,地域情勢等につき幅広く意見交換を行いました。

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