安倍総理大臣

平成25年10月31日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
本31日午後6時から約30分間,安倍晋三内閣総理大臣は,実務訪問賓客として来日中のエマニュエル・モリ・ミクロネシア連邦大統領(His Excellency Mr. Emanuel Mori, President of the Federated States of Micronesia)と首相官邸において会談を行ったところ,概要は以下のとおりです(ミクロネシア連邦側から,ロバート外務大臣,ヘンリー資源開発大臣,スキリング法務大臣,ファルカム大統領首席補佐官が,日本側から世耕内閣官房副長官,鈴木駐ミクロネシア連邦大使他が同席)。なお、首脳会談に引き続き和やかな雰囲気の下で夕食会が行われました。
 
1.安倍総理より,来日を歓迎する,日本とミクロネシアの外交関係樹立25周年の記念すべき年に来日して頂き悦ばしい,ミクロネシアは,日本と深い歴史的つながりを持つ,太平洋をはさんだ隣国であり,民主主義や法の支配等の基本的価値を共有しており,今後とも両国の協力関係を一層強化したい旨述べたところ,モリ大統領より,多忙な日程の中で会談をアレンジして頂き感謝する,外交関係樹立25周年の年に訪日できて嬉しく思う,伊豆大島を襲った台風で犠牲となった方々にお悔やみ申し上げる,2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催決定に祝意を表する旨述べました。これに対して,安倍総理から,伊豆大島の災害についてのお悔やみに感謝する,2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催についてのお言葉に感謝する,ミクロネシアの選手が活躍されることを期待する旨述べました。
 
2.安倍総理より,先般開催された太平洋・島サミット第2回中間閣僚会合を受けて,地域の諸課題の解決のために一層取り組みたい,2015年のいわき島サミットにはモリ大統領に是非出席して頂きたい旨述べたところ,モリ大統領より,日本がこの地域で一層貢献することを期待する旨述べました。
 
3.安倍総理より,今後とも,二国間のみならず,地域や国際社会の諸課題にも協力して取り組んでいきたい旨述べ,モリ大統領より賛意が示されました。また,モリ大統領から,安倍総理の経済政策は,地域や国際社会にとってよい影響を与えるものであり,ミクロネシアとして評価する旨述べました。

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