外務副大臣・外務大臣政務官

平成25年6月2日
1. 6月2日、松山政司外務副大臣は、TICADVに出席するため訪日中のマーク・ダイブル世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)事務局長(Dr. Mark R. Dybul, Executive Director, Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria)と会談を行いました。
 
2. 冒頭、松山外務副大臣より、TICAD Vへのダイブル事務局長の出席を歓迎するとともに、配偶者プログラムとして前日に開催された、エイズに関する国際シンポジウムに対する世界基金の協力に謝意を述べました。また、世界基金が主催するサイドイベント等を通して、三大感染症対策の重要性及び日本の支援について認識が高まることを期待する旨述べました。
 
3. また、松山副大臣から、我が国が世界基金に対し2011年以降当面最大8億ドルを拠出するとのコミットメントを引き続き着実に実施していく決意を述べるとともに、世界基金が進めている感染症対策支援の新支援モデルを評価し、JICAとの連携及び積極的な邦人職員の採用を要請する旨述べました。
 
4. これに対し、ダイブル事務局長から、日本のコミットメント実施に対する謝意を述べつつ、TICADVの前週に開催されたアフリカ連合首脳会合で世界基金の第4次増資を求める決議が採択されたことを紹介し、経済発展の観点からも感染症対策が重要であるとして、世界基金の強力なパートナーとしての日本と引き続き協力していきたい旨述べました。

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