安倍総理大臣

平成25年6月1日
日・ベナン首脳会談 (写真提供:内閣広報室)
 本1日午後3時30分から約20分間、横浜において、安倍晋三内閣総理大臣は、トマ=ボニ・ヤイ・ベナン共和国大統領(H.E. Dr. Thomas Boni Yayi, President of the Republic of Benin)との間で日・ベナン首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。なお、ヤイ大統領は本1日から3日まで開催中の第5回アフリカ開発会議(TICADV)に参加するため来日中であり、両首脳は会談において互いを「晋三」、「トマ=ボニ」とファーストネームで呼び合いました。

1. 冒頭、安倍総理から、本年3月の会談に引き続きトマ=ボニとTICADVで再会できて嬉しい、日本ではゾマホン駐日大使とテレビ出演されて有名になっている旨述べました。これに対してヤイ大統領から、良き友人である安倍総理に感謝し、日本のリーダーとして成功することをお祈りする、安倍総理が表明した5年で最大約3.2兆円の支援は日本とアフリカの関係を一層強化するものである旨述べました。

2. 続けて、ヤイ大統領から、地方の給水整備、若者の雇用増加や食糧生産増加に向けた日本の協力への期待が示されるとともに、安倍総理をベナンに招待したいとの発言がありました。また、ヤイ大統領から、鉄、金、石油といったベナンの資源開発への日本の投資にも期待する旨述べました。

3. 安倍総理から、前回3月の会談以降、給水案件調査の準備が進むなど両国間の協力に進展が見られる旨述べ、サヘル地域の平和と安定に向けてはテロ対策を含む周辺国の取り組みを力強く支援する旨表明しました。また、ベナン訪問の招待に感謝する旨述べました。

4. この他、アフリカの開発を含む国際場裡における協力等に関し、意見交換を行いました。

安倍総理大臣へ戻る