本16日(金曜日)午後12時45分から約30分間、齋藤勁官房副長官は、来日中のトーマス・ナイズ米国務副長官(Thomas R. Nides, Deputy Secretary of State)と会談したところ、概要は以下のとおりです。なお日本側からは長島総理補佐官、伊原外務省北米局長ほか、米側からはトング在京米国大使館首席公使ほかが同席しました。
- 齋藤副長官より、東日本大震災を受けて米国から寄せられた支援やメッセージに対して改めて感謝する、野田内閣は震災を我が国の危機と認識しつつ機会とも捉えて取り組んでおり、今後も復興に向けて着実に歩んでいけるように緊密に日米で協力していきたい旨述べました。これに対し、ナイズ国務副長官から、東日本大震災直後にクリントン国務長官とともに訪日し、米国としていかなる支援も提供する用意があると述べたが、現在でも米国は何でも支援する用意も意思もある旨述べました。
- また、両者は、アフガニスタン支援等の諸課題に関する意見交換を行いました。