その他

米国人元戦争捕虜(POW)による齋藤勁内閣官房副長官表敬について

平成23年10月17日

本17日(月曜日)午後4時40分頃から約20分間,外務省の招聘で来日中(10月16日(日曜日)から23日(日曜日)まで)の米国人元戦争捕虜(POW)7名及びその配偶者等計14名が,齋藤勁内閣官房副長官を表敬訪問したところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,齋藤副長官より,来日を歓迎し,本件招聘プログラムへの参加に対して謝意を表した後,本件招聘は今年で第二回目であるが,昨年の第一回招聘プログラムの際,レスター・テニー氏他被招聘者ともお会いしたこと,また,日本政府として,戦争の中で悲惨な経験をされた戦争捕虜の皆様に対し,多大の損害と苦痛を与えたことにつき改めて心からのお詫びの気持ちを表明する,そして,歴史をしっかり学び平和と繁栄への道を誤らないよう,次世代の若者の平和への理解が促進されることを期待する旨述べました。
  2. これに対して,一行の団長であるロバート・ボルガー・ジュニア氏より,日本国政府の招待について謝意表明があり,過去の悲惨な体験は忘れることはできないが,許すことはできる,この招聘プログラムを次世代に亘って維持されることを願う旨発言がありました。
  3. また,齋藤副長官より,3月11日の東日本大震災の対応として,米国からはトモダチ作戦など種々の支援を頂いたことにつき,政府の一員として謝意を表しました。その後,一行の間で,忌憚のない率直な意見交換が行われました。

このページのトップへ戻る
その他 会談・訪問 |  目次へ戻る