本28日（木曜日），来日中のカール・レビン米上院軍事委員長（Senator Carl Levin, Chairman of the Senate Armed Services Committee）及びジム・ウェッブ米上院軍事委員会人事小委員長（Senator Jim Webb, Chairman of the Personnel Subcommittee of the Senate Armed Services Committee）が，枝野幸男内閣官房長官を表敬したところ，概要以下のとおりです（米側からジョン・V・ルース駐日米大使他，日本側から福山哲朗内閣官房副長官他同席）。
- 冒頭，先方から，東日本大震災により被害を受けた日本国民に心よりお見舞い申し上げる旨発言があり，官房長官から，米国による多大な支援に深く感謝する旨述べました。
- 普天間飛行場の移設問題や海兵隊のグアム移転を含む米軍再編について，先方から日本の状況を問われたのに対し，枝野官房長官から，震災後であっても，政府として，沖縄県民の理解を得ながら2010年5月の日米合意に沿って進めていく方針に変わりはない旨答えました。
- また，震災対処における日米協力とともに，地域の安全保障環境を踏まえた日米安保協力にも引き続き取り組んでいくことで一致しました。