- 本31日（月曜日）14時30分から約20分間，外務省の招へいにより来日中のインドネシアのアグス・プルノモ国家気候変動評議会事務局長・気候変動問題に関する大統領特別補佐官（Mr. Agus Purnomo, Head of Secretariat, National Council on Climate Change, Special Assistant to the President on Climate Change Issues）は，長浜博行内閣官房副長官を表敬しました。
- 冒頭，長浜副長官から，「東南アジア青年の船」でインドネシアを含むASEAN諸国青年と航海した経験等を披露しつつ，親しい国であるインドネシアからのプルノモ事務局長の来訪を歓迎しました。これに対し，プルノモ事務局長は，今回の訪日プログラムで低炭素成長，再生可能エネルギー，高速鉄道等，日本の先進技術に触れて学ぶ機会があり，また日本の気候変動問題を含む政策決定者と交友を結ぶ好機であるとして，日本政府の招待に感謝を述べました。
- 長浜副長官から，東日本大震災後の本年6月のユドヨノ・インドネシア大統領夫妻の被災地訪問などの配慮に感謝を述べるとともに，世界における温室効果ガスの削減がより一層進展するよう，日本とインドネシアで更なる協力を深めていきたい旨述べました。プルノモ事務局長は，2004年のスマトラ沖大地震の際に日本から多大な支援を受けたことを挙げ，二国間の連帯を強調するとともに，国連交渉の次元と並行して，気候変動分野における日本・インドネシアの二国間協力を推進し着実な成果を収めていきたい旨述べました。
アグス・プルノモ・インドネシア国家気候変動評議会事務局長による長浜内閣官房副長官への表敬について
平成23年10月31日