平成23年7月23日
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23日午後2時55分(日本時間同日午後3時55分)から約12分間,ASEAN関連外相会議出席のためインドネシア・バリを訪問中の松本外務大臣は,クリントン米国務長官との間で日米外相会談を行ったところ,会談の概要以下のとおり(米側:キャンベル国務次官補,ラッセルNSC上級アジア部長,ホーマッツ国務次官ほか,日本側:梅本北米局長,杉山アジア大洋州局長ほか同席)。
松本大臣から,女子サッカーワールドカップにおける日本優勝を受けクリントン国務長官から松本大臣に送られた祝辞及びりんごに対する感謝を述べ,日本中が優勝を祝っているとの発言があり,クリントン長官とともに両国の健闘を称えた。
先般の「2+2」は忙しいスケジュールの中で開催されたにもかかわらず,有意義な意見交換をすることができたが,今後はその成果を着実にフォローアップすることが重要との認識で一致した。
松本大臣から,東日本大震災に際しての米国による様々な支援に対し,改めて感謝の意を示すとともに,今後は復興のために日米官民パートナーシップを活用していきたい,福島第一原発の事故に関しては米国の協力もありステップ1をクリアすることができたと述べた。
今後も引き続き様々なグローバルな課題において日米両国が協力していくことの重要性を再確認するとともに,特に米国が議長を務める本年のAPECに向けて連携していくことで一致した。