
クラーク国連開発計画(UNDP)総裁の外務省賓客訪日(概要)
平成24年7月4日
クラーク総裁は,外務省の招待により7月2日(月曜日)から4日(水曜日)まで我が国を訪問。滞在中,野田総理表敬,玄葉外務大臣との会談・夕食会を行うとともに,「世界防災閣僚会議in東北」への出席を行った。
1.クラーク総裁訪日の意義と評価
- (1)「世界防災閣僚会議in東北」において,クラーク総裁より,開発分野における防災主流化のための取組につき共同歩調と協力を取り付けることができた。
- (2)総理,大臣とクラーク総裁の間で,日本とUNDPのパートナーシップを強化する旨確認し,下記のとおり重要な課題における協力で具体的な案件を進めることができた。
2.主要な成果
- (1)「世界防災閣僚会議in東北」では,クラーク総裁より,防災分野における日本の主導的役割に対し謝意が表明された。また特に能力強化支援で協力する旨表明された。
- (2)総理表敬では,クラーク総裁より,アフガニスタン支援,ポストMDGs(2015年以降の国際開発目標の在り方)についての議論,TICADVなど重要な課題のため,日本との連携を強化する旨表明された。
- (3)外務大臣との会談及び夕食会では,これらの重要な課題について,さらに突っ込んだ意見交換を行った。クラーク総裁より,日本が開発分野においてアフガニスタン支援を主導していることを評価し,引き続き日本と協力する旨表明された。
3.主要な日程
- (1)野田総理表敬(2日午後)
- (2)「世界防災閣僚会議in東北」開会式挨拶及びパネル討論2における司会(2日午後)
- (3)玄葉外務大臣との会談及び大臣主催の夕食会(2日夕)