平成17年11月25日
日付 | 予定 |
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11月24日(木曜日) | 羽田発那覇着 |
11月25日(金曜日) | 国立沖縄戦没者墓苑での献花、平和の礎(いしじ)視察 普天間飛行場代替施設の建設予定地視察 嘉手納飛行場視察 普天間飛行場視察 稲嶺沖縄県知事及び外間(ほかま)県議会議長との懇談 岸本名護市長との懇談 米軍施設・区域所在市町村長等との意見交換 那覇発羽田着 |
(1)稲嶺沖縄県知事と外間県議会議長との懇談
(イ)稲嶺知事より、概要以下のとおり述べた。
(ロ)続いて、外間県議会議長より、要望書を手交しつつ、米軍施設・区域の整理縮小の促進、日米地位協定の見直し、米陸軍複合射撃訓練場の暫定使用の中止等の要望がなされた。
(ハ)これに対し、麻生大臣からは、概要以下のとおり述べた。
(2)名護市長との懇談
岸本市長より、共同発表における普天間飛行場代替施設の建設地に関しては、種々の理由により現在の案については受け入れ困難である旨発言があり、これに対し、麻生大臣より、午前中の視察を通じ、キャンプ・シュワブを初めて見ることができた、来年3月までにより具体的な最終取りまとめを行っていくにあたっては、本日のお話も踏まえ、政府として、引き続き誠心誠意検討し、説明にあたりたい旨述べた。
(3)米軍施設・区域所在市町村長等との懇談
(イ)麻生大臣より、冒頭挨拶において、今回の勧告が全体として実施されれば、沖縄の負担軽減に大きな意味があるため、理解と協力を求めた。さらに、沖縄の現場を認識するために率直な意見を伺いたい旨述べた。
(ロ)続いて、牧野沖縄県副知事の挨拶、各市町村長との懇談が行われ、市町村長からは、勧告にいたるプロセスにおいて、政府が地元の声を吸い上げなかったことに対する疑問、今回の普天間飛行場代替施設案に対する懸念、日米地位協定に関する問題等が表明された。
(ハ)麻生大臣より、本日関係市町村長から貴重な御意見、御説明を得られたことを多とし、今後の政府の取組みにあたっても然るべく踏まえていきたい旨述べ、会合を了した。