
日豪外相電話会談について
平成18年10月17日
10月17日(火曜日)午後6時10分から約15分間、麻生大臣は、ダウナー豪外相との間で電話会談を行ったところ、概要次のとおり。
- 麻生大臣より、北朝鮮の核兵器保有は、我が国に対する重大な脅威であるばかりでなく、東アジア地域の安全保障環境を大きく変容させるもので断じて容認できない旨述べ、ダウナー外相もこれに同意した。
- 麻生大臣は、安保理決議1718号の迅速な採択を評価し、これに対する豪州の支持を歓迎。両外相は、同決議の着実な実施が重要であるとの認識で一致した。
- 麻生大臣から、豪州による対北朝鮮措置(北朝鮮籍保有者への査証発給停止、北朝鮮籍船の入港禁止)を高く評価するとともに、我が国の措置について説明を行った。
- 麻生大臣から、関係国が連携して北朝鮮に圧力をかけ、安保理決議を実施させることが重要である旨述べ、ダウナー外相もこれに同意。両外相は、日豪両国が引き続き緊密に連携していく旨確認した。