麻生外務大臣

日中歴史共同研究について

  1. 日中両国外相は、APEC会議期間中に会談し、両国首脳の共通認識を踏まえ、日中歴史共同研究の実施枠組みについて協議した。
  2. 双方は、日中共同声明等の3つの政治文書の原則、及び、歴史を直視し、未来に向かうとの精神に基づき、日中歴史共同研究を実施するとの認識で一致した。
  3. 双方は、日中歴史共同研究の目的は、両国の有識者が、日中二千年余りの交流に関する歴史、近代の不幸な歴史及び戦後60年の日中関係の発展に関する歴史についての共同研究を通じて、歴史に対する客観的認識を深めることによって相互理解の増進を図ることにあるとの認識で一致した。
  4. 双方は、それぞれ10名の有識者から構成される委員会を立ち上げ、「古代・中近世史」及び「近現代史」の二区分で分科会を設置し、それぞれ日中相互に主催することで意見の一致を見た。双方は、日本側は日本国際問題研究所に、中国側は中国社会科学院近代史研究所に、具体的実施について委託することを確認した。
  5. 双方は、年内に第一回会合を開催し、日中平和友好条約締結30周年にあたる2008年中に、研究成果を発表することを目指すことで意見の一致を見た。

2006年11月16日 ハノイにて

このページのトップへ戻る
前のページへ戻る | 目次へ戻る