人道支援
マウラー赤十字国際委員会総裁による萩生田内閣官房副長官表敬
平成28年11月8日
本8日午前11時から約30分間,萩生田光一内閣官房副長官は,訪日中のペーター・マウラー赤十字国際委員会(ICRC)総裁(Mr. Peter Maurer, President of the International Committee of the Red Cross)による表敬を受けたところ,概要以下のとおりです。
1 萩生田副長官から,最も歴史ある人道支援機関として,危険な紛争地域の最前線で精力的に活動していることへの敬意とともに,殉職したICRC職員への弔意を表しました。また,安倍内閣総理大臣が,先般の国連総会において,難民・移民への人道支援等のために3年間で28億ドル規模の支援を表明しており,日本は今後も引き続き,世界各地の紛争地域を中心として,ICRCと緊密に協力しつつ人道支援を着実に実施していきたい等述べました。
2 これに対し,マウラー総裁から,日本によるこれまでのICRC支援は重要かつ継続的なものであったとして謝意が述べるとともに,本年8月のTICAD VIに参加した,今後とも日本とアフリカの協力についてICRCも積極的に協力していきたい,難民・移民問題が深刻化する中で日本とともに脆弱な人々を引き続き積極的に支援したい,日本人職員の増強についても更に尽力したい等述べました。