国連外交
クレヘンビュール国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長による城内外務副大臣表敬(概要)
平成26年10月23日


1. 10月22日(水曜日)17時15分から約25分間,城内副大臣は,外務省において,来日中のピエール・クレヘンビュール国連パレスチナ難民救済事業機関事務局長(Mr. Pierre Krähenbühl, Commisioner-General of the United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugees)による表敬を受けました。
2. 城内外務副大臣から,先般の国連総会における一般討論演説の中で,安倍総理が日本とガザとの協力関係について言及していることに触れ,日本は積極的平和主義や人間の安全保障の重要なパートナーとしてUNRWAとの関係を重視していることとともに,「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD)」や,ガザ情勢の悪化を受けた緊急支援やガザ復興のための支援を通じ,今後も積極的にパレスチナ支援を行っていく旨述べました。
3. クレヘンビュール事務局長から,日本の支援への感謝と引き続きの協力への期待が述べられるとともに,日本とUNRWAとの連帯を示すために,3月11日,ガザにおいて,東日本大震災を追悼する凧揚げが行われていることが紹介されました。また,クレヘンビュール事務局長から,ガザ情勢及びシリア情勢の悪化を受けたパレスチナ難民の厳しい現状についての説明がありました。
4. クレヘンビュール事務局長から城内副大臣に対し,ガザの人々から日本へ感謝を示した記念品が贈られました。