ODAと地球規模の課題

平成26年7月15日
1.潘基文国連事務総長は,2016年にトルコで「世界人道サミット(World Humanitarian Summit)」を開催する予定です。近年,自然災害による被害が深刻化・頻発化する傾向にあり,紛争による人道危機も長期化・複雑化するなど,人道支援のニーズがますます高まっています。また,人道支援に携わる関係者も多様化しております。
 
2.このように国際人道支援を取り巻く環境が変化する中,世界人道サミットでは,政府,国際機関,地域機関,NGO,民間企業,有識者など幅広い関係者の間で,多様な視点や経験の共有,意見交換を通じて一人でも多くの命を救い,より効率的・効果的な支援を実現するために何が必要なのかを探ることとしております。
 
3.日本は,人間の安全保障を外交の柱のひとつに掲げ,各国や国際機関,NGO等と協力し,人道支援を積極的に実施しています。また,東日本大震災の際には海外から多くの暖かい支援が寄せられました。自ら被災の経験も多く,人道支援分野の主要ドナーでもある日本は,インドネシア及び国連人道問題調整事務所(OCHA)と協力し,今年7月23日~24日の2日間,東京にて「世界人道サミット」北・南東アジア地域準備会合を開催する予定です。
 
4.世界人道サミットの詳細は,以下のサイトをご覧ください。

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