難民
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金調達に関する閣僚級会合の開催
平成30年3月22日


- 3月15日(現地時間),ローマにおいて,ヨルダン,スウェーデン及びエジプト政府が共催する「国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金調達に関する閣僚級会合」が開催され,我が国からは堀井学外務大臣政務官が出席し,スピーチを行いました。本件会合には,サファディ・ヨルダン外相,ヴァルストロム・スウェーデン外相,シュクリ・エジプト外相(右3者による共同議長),グテーレス国連事務総長,クレヘンビュールUNRWA事務局長,モゲリーニEU上級代表他が出席し,77の国・国際機関の代表が参加しました。
- 堀井学政務官は,スピーチの中で,(1)本年2月にUNRWAへの約2350万ドルの拠出(平成29年度補正予算)を決定したこと,(2)平成30年度の通常予算(約170万ドル)をできる限り早い時期に拠出すること,(3)緊急無償資金協力を含む他の予算を活用し,保健・衛生などの分野で追加的な財政的貢献を検討する用意があることを表明しました(日本語(PDF)
/英語(PDF)
)。
- また,堀井学政務官は,本件会合の機会を捉え,アベーラ・マルタ外務・貿易振興相と二国間関係強化についての意見交換を行いました。