持続可能な開発のための2030アジェンダ
鈴木外務副大臣の「新型コロナウイルス時代とその後における持続可能な開発のための2030アジェンダのファイナンスに関する財務大臣会合」への出席
令和2年9月9日


- 9月8日、午後9時(日本時間)から、国連、カナダ、ジャマイカの共催で「新型コロナウイルス時代とその後における持続可能な開発のための2030アジェンダのファイナンスに関する財務大臣会合」(ヴァーチャル)が開催され、我が国を代表して鈴木外務副大臣が出席しました。
- 会合において、鈴木外務副大臣からは、新型コロナウイルスの流行期及びその後の両期間において、ESGやSDGsを資本市場の原則に統合させていくことで民間資金の動員を行っていくことが重要であること、また、債務問題などの途上国の資金課題に対処していく上で、「公平な負担の分担」の考え方を尊重していくことが必要である旨述べました。
- 今回の会合は、5月に開催された「新型コロナウイルス時代とその後における開発資金ハイレベルイベント」のフォローアップを兼ねており、国連のモハメド副事務総長、フリーランド加副首相兼財務相、クラーク・ジャマイカ財務大臣、ル・メール仏経済・財務・復興大臣、マッキントッシュ米財務次官など約60カ国の国連加盟国、世銀、IMF、OECDなどの国際機関及びその他のステークホルダーが出席し、途上国が抱える開発資金の諸課題に対処するための施策について意見交換を行いました。
- 各国の出席者からは、新型コロナウイルスによる影響を受け、途上国が抱える開発資金の課題が深刻化していることが指摘された他、国連の開発資金に関するイニシアチブを評価する意見が出されました。