国連外交

平成28年7月25日
マイケル・オニール国連開発計画(UNDP)総裁補兼対外関係・アドボカシー局長及びマグディ・マルティネス・ソリマンUNDP総裁補兼政策・プログラム局長による濵地外務大臣政務官表敬
  1.  7月25日,午後1時30分から約30分間,濵地雅一外務大臣政務官は,日UNDP戦略対話のために訪日したマイケル・オニール国連開発計画(UNDP)総裁補兼対外関係・アドボカシー局長(Assistant Administrator and Director, Bureau of External Relations and Advocacy)及びマグディ・マルティネス・ソリマンUNDP総裁補兼政策・プログラム局長(Assistant Administrator and Director, Bureau for Policy and Programme Support)の表敬を受けました。
  2.  濵地政務官からは,UNDPで重要な役割を担う局長2名が訪日したことを歓迎し,日UNDP戦略対話における有意義な議論を期待する旨述べました。また,6月にガンビアで開催されたTICAD VI閣僚級準備会合におけるUNDPの協力に謝意を表明しました。更に政務官就任後,クラークUNDP総裁と複数会談したことを始め,国連活動の柱となるUNDPの業務を見る機会を多く与えられた旨述べた上で,邦人職員の一層の増強を要請しました。
  3.  これに対し,オニール総裁補兼対外関係・アドボカシー局長より,クラーク総裁からの濵地政務官へのメッセージを伝達するとともに,ダッカにおいて日本の国際協力関係者がテロの犠牲になったことに哀悼の意が表されました。また,日UNDP戦略対話はUNDPにとって重要な行事の一つであり,各地域・分野における日UNDP関係の更なる強化のため,有益な議論を行いたい旨述べました。また,濵地政務官のUNDPの活動に対する理解・支援への謝意表明とともに,日UNDP協力のビジビリティを高めることに注力している旨述べました。
  4.  また,ソリマンUNDP総裁補兼政策・プログラム局長より,日本が世界各地で多岐にわたってUNDPと協力していることに言及しつつ,日本のUNDPに対する支援についての謝意表明がありました。その上で,日本の開発協力の中でも,ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)等,保健分野に関する日本の取組を特に評価している旨述べました。

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