国連外交
ババトゥンデ・オショティメイン国連人口基金(UNFPA)事務局長による濵地雅一外務大臣政務官表敬
平成28年4月27日


4月25日(月曜日)15時05分から約20分間,濵地雅一外務大臣政務官は,世界人口開発議員会議出席(4月26日,27日)のため来日したババトゥンデ・オショティメイン国連人口基金(UNFPA)事務局長の表敬を受けました。
- 濵地政務官は,日本政府とUNFPAとのこれまでの協力,直近ではジカウイルス感染症対策における連携に言及の上,UNFPAの活動は性と生殖の健康を始めとする女性のニーズに配慮した社会の構築に資する活動を行っているところ,これは「人間の安全保障」の実現にも資する取組であり,引き続き協力していきたいと述べました。また,人口開発は持続的な開発にあたって重要な政策分野であり,東京で開催される世界人口開発議員へのオショティメイン事務局長の出席を歓迎しました。
- オショティメイン事務局長は,UNFPA設立以来からの日本政府による貢献に謝意を述べるとともに,エボラ出血熱やジカウイルス感染症対策における日本政府の取組を評価する旨述べました。また,G7伊勢志摩サミット及び第6回アフリカ開発会議(TICADVI)の機会に,UNFPAが取り組む性と生殖の健康(リプロダクティブ・ヘルス)分野での取組を通じて協力していきたい旨述べました。更に,持続可能な開発目標(SDGs)達成に向け,日本政府と一層の協力を求めるとともに,高齢化対策等における日本の取組を世界に紹介して欲しい旨述べました。
- このほか,家族計画の普及活動の重要性やUNFPAが途上国で行っている支援活動等について意見交換を行いました。