外務副大臣・外務大臣政務官

平成25年12月24日

 17日、木原誠二外務大臣政務官は、クリストフ・ベン世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)渉外・パートナーシップ局長の表敬を受けたところ、概要は以下の通りです。

  1. ベン局長から、12月2,3日に米国ワシントンで開催された第4次増資会合への木原政務官の出席、及び、同会合で日本政府が表明した当面8億米ドルのプレッジが会合の成功に寄与したとして、深甚なる謝意の表明がありました。また、日本は長年にわたって国際保健分野のリーダー国の一つであり、今後とも協力関係を強化していきたい旨を述べました。

  2. これに対して木原政務官から、増資会合のスピーチで述べたとおり、日本は費用対効果の高い支援や、受益国のオーナーシップ強化を重視しており、これらが着実に実現するよう、理事国という立場も通じて、世界基金事務局と共に取り組みたい旨を述べました。

  3. この他、世界基金と国際協力機構(JICA)の連携の促進、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の取組と世界基金の協力、邦人職員の増強について意見交換を行った他、木原政務官から、日本の結核研究所は治療・予防対策に知見を有しており、世界にその取組を発信していきたい旨を紹介しました。

(参考)世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)
エイズ・結核・マラリアの三大感染症対策のため、政府・国際機関・民間セクター・NGO・市民社会が一体となってパートナーシップを組み、疾病予防、治療、ケア・サポートのための資金支援を行う機関。2002年設立。


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