地球環境

令和6年10月23日
レセプションで挨拶する穂坂外務大臣政務官
挨拶する穂坂外務大臣政務官と、会場の出席者の様子

 10月23日、穂坂泰外務大臣政務官は、飯倉公館において「地球環境行動会議(GEA)国際会議2024」の出席者を迎えた歓迎レセプションを開催したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 穂坂政務官は歓迎挨拶において、今回の会議のテーマにも掲げられている「気候変動、生物多様性及び汚染」という3つの世界的な危機は、緊急に取り組むべき深刻な地球規模課題であり、これらの課題に取り組む上では、相乗効果(シナジー)を生み出すように意識することが重要である旨述べました。
  2. また、穂坂政務官は、相互に連関した環境問題を解決するためには世界中の官民のステークホルダーによる分野横断的な協力とクリエイティビティが求められる旨を強調し、30年以上にわたり地球環境問題に関する議論を重ねてきたGEA国際会議が、3つの危機に対する世界的な行動の強化と持続可能な社会へ道を開く一助となることに期待を表明しました。
  3. 本レセプションには、ジム・スキー気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長を始めとする、国内外の政界、経済界、学界等の関係者が出席しました。
(参考)地球環境行動会議(Global Environmental Action(GEA))

 地球環境問題の解決と持続可能な開発に貢献することを目的として設立されたNGO。
 1991年に、竹下登元総理大臣を中心に海部俊樹元総理大臣(当時)、平岩外四経団連会長(当時)の3名が発起人となり、1992年の国連環境開発会議(UNCED「地球サミット」)の開催を控え、設立された。初代会長は、竹下登元総理大臣、2代会長は海部俊樹元総理大臣、3代会長は平岩外四経団連名誉会長、4代会長は斎藤十朗元参議院議長、5代会長(現会長)は山口俊一元内閣府特命担当大臣。
 2年に1度、GEA国際会議を東京で開催しており、政界、経済界、学界の代表者が、地球環境に関して議論を行う。本年は、10月23日から24日まで「脱炭素とSDGsを同時に実現する施策の推進~気候変動・生物多様性の損失及び汚染の3つの危機克服を目指して~」をテーマに開催。
 10月23日に行われた開会式には、天皇皇后両陛下が臨席され、石破内閣総理大臣が出席した(当省からは穂坂外務大臣政務官が出席)。


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