地球環境
南アフリカにおける生分解性プラスチックの普及に向けた支援
（「通常プラスチックから環境的に持続可能な代替素材への移行支援計画」）
令和元年7月5日
6月29日，G20大阪サミットに際して行われた日・南アフリカ首脳会談において，安倍総理大臣からラマポーザ大統領に対し，国連工業開発機関（UNIDO）と連携し，南アフリカでの生分解性プラスチックの普及に向けた支援の実施を決定した旨を伝達しました。本件支援（「通常プラスチックから環境的に持続可能な代替素材への移行支援計画」）の概要は以下のとおりです。
- 国連工業開発機関（UNIDO）と連携し，南アフリカにおいて海洋生分解性プラスチック等の代替素材を導入すべく，ニーズ調査や新技術導入の可能性に関する調査の実施，ラボ施設・実証事業用機材の導入，ワークショップの開催等を通じ，プラスチックの代替素材活用に関する南ア政府のアクションプランの策定を支援します。その際は，日本企業との連携を想定しています。
- 新たな代替素材の導入も念頭に，プラスチックのリサイクル率の向上を図るべく，日本のNGOと連携し，「3R（Reduce, Reuse, Recycle）」やごみの分別の重要性に関する消費者に対する啓蒙活動（ワークショップの開催等）を実施します。
- プロジェクト期間は3年間，予算は2.02億円で，日本政府が資金を供与（無償資金協力）します。