地球環境
水銀に関する水俣条約 第5回締約国会議
令和5年11月20日
- 令和5年10月30日から11月3日にかけて、ジュネーブ(スイス)において、水銀に関する水俣条約の第5回締約国会議(COP5)が開催され、我が国からは外務省、経済産業省、環境省等からなる代表団が参加しました。
- 条約の運営に必要な事項については、2024-2025年の活動計画及び予算が決定されました。また、水俣条約13条11に定められているとおり、資金供与の制度の第3回レビューが行われました。
- 技術的事項については、水銀添加製品の規制の見直し、規制の対象となる水銀汚染廃棄物のしきい値等に関する議論が行われ、蛍光ランプの製造等をその種類に応じ2026年末又は2027年末までに禁止することに合意されました。また条約上の水銀汚染廃棄物のしきい値について、水銀含有濃度1キログラム当たり15ミリグラムとすることが合意されました。
- 次回(第6回)の締約国会議は、2025年11月にジュネーブ(スイス)で開催される予定です。