ODAと地球規模の課題
中西外務大臣政務官の「質の高いインフラ投資に関するシンポジウム」への出席
令和2年11月4日


- 11月2日午後8時半から午後11時30分(日本時間)、コロナ禍からの復興やインフラ整備にあたって途上国の直面する課題について議論する「質の高いインフラ投資に関するシンポジウム」(テレビ会議形式)が外務省とOECDの共催により開催され、我が国から中西哲外務大臣政務官が出席しました。
- 2019年G20大阪サミットにおいて、開放性、透明性、経済性、債務持続可能性といった原則を定める「質の高いインフラ投資に関するG20原則」が承認され、その後、この原則の実施を促進するために、OECDが「質の高いインフラ投資に関するグッド・プラクティス集」を作成しました。今回のシンポジウムは、このグッド・プラクティス集の完成を記念するイベントとして開催されたものです。
- 中西政務官からは、途上国がコロナ禍からの強靱な回復を実現するためには「質の高いインフラに関するG20原則」に則ったインフラ投資の実践が重要であることを指摘した上で、実践におけるグッド・プラクティス集の有用性について触れ、我が国としてもOECDと協力しながら国際社会がコロナ禍から「より良い復興」を果たすために積極的な役割を果たしていく旨発言しました(PDF)
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- このシンポジウムには、アンヘル・グリア経済協力開発機構(OECD)事務総長がビデオメッセージを寄せたほか、先進国・途上国の政府機関、国際機関、アカデミアから多くの出席者が参加しました。