ODAと地球規模の課題

令和元年10月4日
帰国JICAボランティアへの外務大臣感謝状授与式

1 10月3日(木曜日),帰国JICAボランティアへの外務大臣感謝状授与式及び懇談会がJICA市ヶ谷において開催され,鈴木馨祐副大臣から、任期を終えこのほど帰国したJICAボランティア46名一人一人に対し,感謝状が授与されました。感謝状授与式及び懇談会には,「日本の国際協力 特に青年海外協力隊の活動を支援する国会議員の会(JICA議連)」関係議員等17名の国会議員が参加し,鈴木秀生国際協力局長,北岡伸一国際協力機構(JICA)理事長以下外務省,JICA関係者等も合わせ,総勢140名が参加しました。

2 授与式冒頭,鈴木副大臣から,任国での長期間の活動を経て元気な姿で無事に帰国したことに労いの言葉がありました。そして,JICAボランティア事業及び隊員の活動は「顔の見える開発協力」として国内外を問わず高い評価を得ており,日本と開発途上国との友好関係に重要な役割を果たしていると感謝の意を伝え,貴重な経験を積んで帰国したJICAボランティアの今後の活躍に期待すると共に,国際感覚を身につけた有為な人材が国内外で活躍できるよう,外務省としても引き続き支援していく旨述べました。これに対し,帰国ボランティアを代表して,マラウイに理科教育の職種で派遣されていた竹本大起さんから,2年間の活動を通じて得た経験や知見を日本や国際社会に還元していきたいとの決意が述べられました。

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3 続いて行われた懇談会では,各議員のご挨拶及び山本幸三議員による乾杯のご発声、北岡JICA理事長による挨拶の後,ベトナムに体操競技の職種で派遣されていた早瀬幸博さん及びモロッコに日本語教育の職種で派遣されていた三島幸子さんからの活動報告も行われ,日本とは異なる環境や習慣の下での自身の活動の様子や経験談,現地の人々への感謝などが述べられました。また,出席者の間で今後の進路や活動経験の社会還元等についての意見交換がなされる等,JICAボランティア経験者としての今後の活躍が期待される内容となりました。

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